どんな記事?
桃鉄の対戦攻略記事。今回はPart2
↓前回の記事はこちら


前回はゲームの性質を書いただけなので、攻略に関してならこの記事から読んだ方がいいね

前回に続いて、サムネには自分で描いたビワハヤヒデちゃんを使用しているよ!
桃鉄対戦で勝つための「やってはいけないこと」とは?

今回はやった方がいいことではなくその逆、やってはいけないことを書いていくよ!
桃鉄ではやってはいけないこともやった方がいいことも両方あるのだが(当たり前か……)まずはやってはいけないことについて説明する

うち2つはなるべくやってはいけないではなく「絶対にやってはいけないこと」です

やった方がいいことより明確なので、初心者の方も覚えやすいかも!
覚えて欲しいことは3つだ。今から解説していこう

3つだけだけど、いずれもめちゃくちゃ大事だ! これを覚えるだけでも勝率に差が出てくるはず!
桃鉄対戦で「絶対やってはいけないこと」三選


いきなりこれで驚く方もいるかもしれない
「なるべく食らわない方がいい」「避けた方がいいだろう」と思っている方は多いだろうけど「絶対に」食らってはいけません……
実際に私が桃鉄をやる時は、避けられる状況である限り必ず避けている
さて、なんで絶対に食らってはいけないのか

「キングボンビーなどはともかく、貧乏神くらいいいじゃん……」と思う方もいるかもしれない
貧乏神の悪行自体は、明らかに戦況が悪化するものが多い(特に物件へのダメージやカード割りはだいぶ痛い)ものの、キングボンビーや他上位ボンビーと比べて致命的な打撃にはならないことが多い

物件売りが安い1件だけだったり、クイズに正解して何も被害がないこともあるね!
それでも「絶対に」避けないといけないのだ。というのも……

キングボンビーを含む他上位ボンビー変身して、即時行動されることがあるからです
例えば凄まじい被害をもたらすポコンやばらまきボンビーは「変身したターンに確定で」そのまま悪行を行う(世界旅行ボンビーもだが、あちらは壊滅的な被害は出にくい)
また、キングボンビーも確率で即時行動をすることがある

キングボンビーの恐ろしさについては語る必要もないだろう

「たかが確率の話だし1ターンくらい……」

いやいや、大差がついてなければ一撃でひっくり返ることもあるし、大差がついていても凄まじい痛手になるよ
元々貧乏神の悪行は全く望ましくないのもあり「貧乏神は絶対に避ける」ことは必ず意識しておこう

もちろん最善を尽くしていても食らうことはあるし、そもそも慣れている人はみんなこれを心得てるので避けられないことはあるけどね

それでも「ゲーム中1回も食らわない!」くらいの心持ちでいこう!

ゲーム中に進行系カードを切らすことは一度もあってはいけない

これも上記と同じで絶対に避けましょう
本当にゲーム開始直後の何もカードを持ってない状態はもちろん除くが、逆にその後は常に進行形カードを持っていよう
これは直感でわかる方も多いと思うが、桃鉄における進行系カードは極めて汎用性が高い

ゲーム的にもこれを持っている前提でデザインされている……
進行系カードを持っていなくて困るという場面は多々あるだろうが、持っていて困る場面は絶対にない

目的地入りでも貧乏神なすりつけでももちろんあった方がいい!
ということで、進行系カードは必ず切らさないでおこう
桃鉄というゲームにおける生命線だ

もし切らしそうになったら、すかさずカード売り場で補充するか給油しよう!
余談だが「進行系カードを持ちまくればいいんだっピね!」という話かというと実はそうではない……
というのも、所持カードはバランスが重要なためだ
進行系カードは絶対に持っているべきだが、このゲームではそれだけだと選択肢が減ってしまい不利になる

とはいえ、初心者の方は一旦置いといて「進行形カードを切らさない!」ことを意識しよう!
持つカードのバランスについては次の記事で解説するので、それを読んでいただければ幸いだ

「え? 目的地入れるならとりあえず入ればいいじゃん」そう思われる方もいるかもしれない

しかし、SKM、それ完全に間違ってますよ
これは偉大な神絵師、さいとうなおきさんのネタだ
それはともかく
目的地に入れるのに入ってはいけない……というのは、今までの二つとは逆に直感だとわかりにくいだろう
例を挙げてみよう。目的地に近いAと目的地から遠く互いの距離が近いB,Cがいるとする
よりわかりやすくするため、Cには貧乏神がついていることも条件にしよう
この例だと目的地の近くにいるのはAだけだ
この状態でAに目的地に入れる出目が出た場合、目的地には入るべきか……?
読者の方はぜひ考えてみよう。さて、答えは……?
……

正解は「基本的に入らないべき」です
それはなぜか、この後の展開を考えてみよう

この後のパターンはざっくり分けると2つだ
- 次の目的地がB,Cに近い場所になる
- 次の目的地がAに近い場所になる
①次の目的地がB,Cに近い場所になる
これは最悪である
BかCにカウンターで目的地に入られて、自分だけ遠いところで貧乏神につかれることになる
さらに、BかCが目的地に入った後もまた遠い目的地になった場合はより手間がかかる
貧乏神を避けるのは、ぴったりカード(誰かにぴったり同じマスに止まれるカード)でもない限り無理だろう
②次の目的地がAに近い場所になる

これは一見かなり得に見えるね
BやCは遠いし、自分には貧乏神もいないので「もう一回入ってやろう!」となるかもしれない
しかし……
これを続けているといずれ上の状況になる可能性が高い
さらに次の目的地、その次の目的地……と、いつまでもAに近い目的地が選ばれることはない
そのうちB,Cに近い目的地が選ばれて、結局上と同じ状態になるのがオチだろう
この例は最たるものだが、目的地に近いかどうかに限らず、そもそも桃鉄というゲームでは周りに他プレイヤーがいない状況は好ましくないことが多い
「えっ、じゃあ目的地に入らなければいいの? それじゃ負けちゃう……」というわけではなく、目的地に他プレイヤーを引きつけてから自分が入るのがベストである
では、上記の状況で一番不利なプレイヤーを考えてみよう

言うまでもなく、目的地から遠くてかつ貧乏神がついているCだね
この場合、そのまま最速で目的地に入るとむしろCを助けてしまう
次にBやCに近い目的地が選ばれたら、Cは自分で入ればもちろん、Bに入ってもらっても目的地に近いため貧乏神をAにつけられるからだ

ではどうすればいいか……勘のいい読者さんはもうお分かりだろう

BやCに苦しみつつ目的地付近まで来てもらって、その後自分で入ろう!
Cが貧乏神を避けるためにはBになすりつけるしかなく、Bも当然Cにつけかえすしかない
どっちも貧乏神を食らうリスクがあるし、なすりつけあいでカードも多く使用することになる
こんな時は他プレイヤーに存分に苦しんでもらい、消耗してもらおう

その間、Aはカードを補充したり給油したり、物件を漁っていればいいね!
BやCが苦しむ中で、十分に体制を整えておこう

引き付けている間にやることについては、カード補充>給油くらいに覚えておこう! 近づいてくるまでのんびりしてて大丈夫!
なお、カード補充か給油は最優先だが、上記の物件漁りの他に夏のプラスマスやカードマスもアリだろう
まとめ

以上、桃鉄で「やってはいけないこと」の解説でした
特に「貧乏神を避けない」「進行形カードを切らす」は可能である限り”絶対”に避けよう

本当にこれ意識するだけで結構強くなれると思う!
目的地に他プレイヤーを引き寄せるのは判断がちょっと難しいかもしれないが、こちらも有効な戦術なので余裕があったらやってみよう
さて、以上でPart2は終わりだ
次回は逆に「桃鉄でやったほうがいいこと」について解説する
こちらも是非読んでいただければありがたい限りだ

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!